20数年経過したカプチーノに於いては、
完全なクォリティーを確保維持する事は
難しいですが より良い状態でお乗り頂けるよう
できる限りのメンテナンスで、
次世代につながる車づくりを目指します。
あらゆる不具合不調は、
現在でも 修理やパーツ交換で快適な状態を
いくらでも維持 回復することはできます。
しかし、外板や下回りの錆・腐食は程度により
危険を伴い 修理不能。 廃棄となります。
次世代につながるべくカプチーノは
ボディが大切。
あらゆるウィークポイントを検証し、
傷みにくいカプチーノを再生します。
入庫したカプチーノは 試乗 内外装の不具合や傷み具合を確認しながら
ボルト締めパーツの取り外しにかかります 。
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ほとんどの個体は あらゆるところに20数年分のごみや、
土が
驚くほどに堆積しているため スチーム洗浄で洗い流します。
そのままでは見えないところや 狭い箇所は取り外すことにより
すっきりと
きれいになりますこの時に見つかった錆や
腐食はそれ以上進行しないよう
処置 修理をします。
又 かなりの確率で緩んでいるボルト類が見つかるので、増し締めは必須です。
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内装の余計なアフターパーツは 不調の原因となることも多いため取り外します
シートやカーペットを脱着。
前オーナーの痕跡をできる限り除去します。
室内臭はもちろん ハンドルやシフトノブ、
インナーハンドル ペダル SW類の汚れは残さぬよう、
抗菌処理 インパネ オーディオ周り
アッシュトレーの破損や汚れも見逃しません。
ドアーインナーは劣化による水の進入や
破損していることが多く見逃せない箇所です。
室内臭や錆腐食の原因となるリヤーフロアーは
水はけを良くして
スムーズにすることで
汚れ 堆積物が 流れやすく たまりにくい 状態に仕上げます。
モールやゴム類パーツは傷みやすく 硬化していることも多く
交換は必須です。
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劣化したワイパーやガーニッシュは十分な洗浄後 塗装しきれいに仕あげます。
細かい箇所ですが大切なところです。
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下回りのシャーシーはもちろん、
足回り アンダーパネル アンダーガードも
錆止めや塗装により劣化を防ぎます。
標準添付品の確認 ヘッドランプ
他ライト類は加修やポリッシャーにより、
きれいに磨き上げ、
一クラス上の、
”スペシャルカプチーノ” が店頭に並びます。
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